内容説明
本書は、オームの法則から解説。しかしその到達点は決して低くはありません。最新の通信システムに通じる特性インピーダンスや群遅延、フーリエ変換などの技術用語も丁寧に解説。また、数式だけでは理解の難しい電気信号のふるまいがイメージできるように、多くの図を使って解説しました。ボーゲンに始まりボーゲンに終わるスキー同様、電子回路も基礎理論に始まり基礎理論に終わります。基礎から学びたい、基礎をもう一度見直してさらにレベルアップしたいと考えているビギナからベテランまでのすべてのエンジニアにお勧めの一冊。
目次
第1部 抵抗とインピーダンス
第2部 複素数とejθ
第3部 対数と時定数
第4部 積分と微分
第5部 群遅延と特性インピーダンス
第6部 フーリエ変換と畳み込み
著者等紹介
石井聡[イシイサトル]
1963年千葉県生まれ。1985年第1級無線技術士(旧制度。現在の第1級陸上無線技術士)合格。1986年東京農工大学工学部電気工学科卒業。1986年双葉電子工業株式会社入社。1994年技術士(電気電子部門)合格。2002年横浜国立大学大学院博士課程後期(電子情報工学専攻・社会人特別選抜)修了。博士(工学)。2009年アナログ・デバイセズ株式会社入社。現在、同社セントラル・アプリケーションズ所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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