内容説明
モデル・ベースド・デザインの主たる目的は、開発過程を一貫した手法によって統一し、生産性を高めるというところにあります。MATLABとそのプロダクト・ファミリは、モデル・ベースド・デザインを実現する一つの手段を提供しています。本書では、MATLAB、Simulink、Real‐Time Workshopを使って、ブロック線図でモデルを組み立て、シミュレーションを実行し、Cプログラムを生成するまでの過程をとおし、MATLABとSimulinkの利用方法の基礎を学びます。
目次
第1章 MATLAB導入の前に
第2章 MATLABの基本フレームワーク
第3章 MATLABの外部インターフェース
第4章 ブロック線図によるシミュレーション
第5章 Simulinkにおける剛体運動のモデリング
第6章 カスタム・ブロックのプログラミング
第7章 Cプログラムによるカスタム・ブロック
第8章 ビルダによるカスタム・ブロック
第9章 Cプログラムのビルド
第10章 ビルド過程のカスタマイズ
第11章 プログラムの管理と実行の分離
著者等紹介
大川善邦[オオカワヨシクニ]
1934年東京に生まれる。1959年東京大学工学部卒業。1964年東京大学大学院博士課程修了。工学博士。1970年岐阜大学教授。1985年大阪大学教授。1998年日本大学教授。2005年フリーのライタ、インストラクタとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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