出版社内容情報
アメリカで確立されたワン・トゥ・ワン・マーケティングを日本で初めて現場に落とし込んだ“服部メソッド”。その理論と手法を解説。 現在の成熟市場では、マスに対するマーケティングだけでなく、ワン(一人)に対するマーケティングが求められている。ワン・トゥ・ワン・マーケティングは、顧客をデータ管理し、一人一人の顧客特性を明確にすることで、その顧客管理ニーズにあった商品を提供する手法である。本書では、どのようなデータベースがワン・トゥ・ワン・に必要なのか、そのデータから何を読み取り、どのようなアプローチを行なうのか、著者の15年に及ぶ実践経験をもとに具体的に解説する。データベースに関しては、専門的な内容ではなく、現状の問題点と改善案を提案。次にワン・トゥ・ワンを行なうエリアを確定し、その特性を把握する方法を説く。そして、リレーションシップを高める手法として、DMをいかに有効に活用するか、店舗での顧客応対はどうするか等を詳しく解説。最後に、顧客との相互理解度を高める「顧客学習」について説明。理論でなく日本での実践手法を紹介したはじめての書。 ●序章 服部メソッド・ワン・トゥ・ワンとは ●第1章 なぜ、いまワン・トゥ・ワン・マーケティングが注目されるのか ●第2章 エリア戦略を高める ●第3章 リレーションシップを高める??DM編 ●第4章 リレーションシップを高める??店舗編 ●第5章 カスタマイズが成功の決め手 ●終章 ワン・トゥ・ワン・マーケティング導入を成功させるために
内容説明
マス対応から1対1対応へ。変われる企業だけが勝ち残る顧客データベース+リレーションシップ。実践から生まれた服部メソッドを全公開。
目次
序章 服部メソッド・ワン・トゥ・ワンとは
第1章 なぜ、いまワン・トゥ・ワン・マーケティングが注目されるのか(現状データベースには課題が山積だ;本当に役立つデータベースはこう作る ほか)
第2章 エリア戦略を高める(“ワン・トゥ・ワン観点”を身につける;顧客側の変化にどう対応するか ほか)
第3章 リレーションシップを高める―DM編(顧客を感動させるDMの条件;顧客との円滑なリレーションシップのとり方 ほか)
第4章 リレーションシップを高める―店舗編(平等では顧客満足は得られない;接客中の顧客情報をいかに販売員に伝えるか ほか)
第5章 カスタマイズが成功の決め手(真のカスタマイズとは何か;カスタマイゼーションは顧客との対話から ほか)