出版社内容情報
仙門を蹂躙し尽くし、万民に唾棄される人界の帝王となった踏仙帝君・墨燃(モー・ラン)。
彼はおよそ十年にわたる治世の末、晩秋の頃に、反乱軍の包囲の中でついに自ら命を絶った。
一緒に灰となったのは、かつて墨燃の兄弟子で想い人である師昧(シー・メイ)を見殺しにし、
墨燃の行く手を阻んだ師・楚晩寧(チュー・ワンニン)の遺体である。
しかし、再び目を醒ますとそこはどこか見覚えのある妓楼。墨燃は十五歳の頃の自分に生き返っていた。
師昧に再会して、彼が亡くなる前の時期へと生き返ることができた僥倖を?みしめる墨燃だが、
まもなく険悪な仲の従弟・薛蒙(シュエ・モン)、そして楚晩寧にも再会しーー。
(C)『二哈和他的白猫師尊』/肉包不吃肉/晋江文学城
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内容説明
仏門を蹂躙し尽くし、万民に唾棄される人界の帝王となった踏仙帝君・墨燃。彼はおよそ十年にわたる治世の末、晩秋の頃に、反乱軍の包囲の中でついに自ら命を絶った。一緒に灰となったのは、かつて墨燃の兄弟子で想い人である師昧を見殺しにし、墨燃の行く手を阻んだ師・楚晩寧の遺体である。しかし、再び目を覚ますとそこはどこか見覚えのある妓楼。墨燃は十六歳の頃の自分に生き返っていた。師昧に再会して、彼が亡くなる前の時期へと生き返ることができた僥倖を噛みしめる墨燃だが、まもなく険悪な仲の従弟・薛蒙、そして楚晩寧にも再会し―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まぁ
9
師尊、めちゃくちゃ切ないんですけど。人界の魔王になった墨燃が、死んだと思ったら少年時代に生き返って、ということで初恋の兄弟子や憧れてたけど冷たくされて憎さ百倍になった師匠その他諸々となんやかんやしてるんですが、少女漫画的ラブコメと地獄が混在しており振り幅がすごい。2024/12/02
niho
3
最近忙しすぎて全く読書する余裕がなかったのですが、このなんの楽しみもない考え事でいっぱいの頭に必要なのは、雄大で想像力を目一杯働かせることの出来るファンタジー小説だったんだ... 魅力的なキャラクター達、感情描写、ストーリーも最高すぎて久々にワクワクしました。時間を忘れて400ページ一気読み。明日のでっかい会議が終わったら2巻を読むんだ...2025/03/04
Yuuki
1
ずっと楽しみにしてたやつ!!!!本当に最高!!お互い大好きすぎるじゃん!!!!!!ねえ!!あと、目次の展開の早さが面白すぎる2024/12/15
はるさむ
0
中国古装ファンタジーBL?小説は「魔道祖師」と「天官賜福」しか読んだことなく、その印象が強すぎて、この小説の二人の関係性がきつかった。 が、それも徐々に変化していって色々な謎もありそうでこれはこれで面白い! 直前まで読んでた『鎮魂』が一段組でするする読めてしまったので、二段組ありがたい2025/04/28