出版社内容情報
お祝いや式典などで着る際のきものの「格」をきちんと確認でき、また「日常きもの」として自由に着るときの楽しみ方も紹介。
内容説明
きものを扱うプロが教える。着る季節やきものと帯の「格」など、知りたいことが満載!
目次
第1章 日常きもの―季節の呪縛を解く(季節と素材;季節と仕立て ほか)
第2章 しきたりきもの―「格」を正しく識る(紋と「格」の関係;「格」ときものの種類 ほか)
第3章 実践編―「日常きもの」「しきたりきもの」(着付け;寸法を2つもつススメ ほか)
第4章 トライアル―半衿付け 帯揚げ洗い(半衿の付け方;絹の洗い方)
著者等紹介
〓橋和江[タカハシカズエ]
「たかはしきもの工房」代表。気仙沼で悉皆屋を営みつつ、着る人の目線で開発した機能的な和装肌着製作で全国的な知名度を得る。また、きものを多くの人に知ってもらうべく、「きものナビゲーター」として、着付けや補整を教える講座や講演活動をオンラインも活用しながら活発に行っている。きものに熟知したアドバイスは的確で、多くのきもの愛好者から支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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pota
4
格上げ、カジュアルダウンのための、帯の区別が勉強になった。▽素材に関しては、自分の持っているこの着物はなんの素材なのかわかる具体的な見きわめ方法とか知りたいなあ。頂いたものとか本当にわかんないのある。紬だと思ってたら、お茶の先生に「これサマーウールよ」と言われたという友達の話聞いて、ちょっと怖くなったりしたので。2021/05/03
てんこ
0
日常きものとしきたりきものを区別して、日常は基本好きに着ていいし、しきたりについても分かりやすく説明してくれていて、着物は難しい/難しそうというとっつきにくさを少なくしてくれる本。 説明が明快なのでもっと色々教えてほしいと内容量が物足りなく感じてしまったが、あまり大量に盛り込むと結局また「こんなに覚えることがあるのか」とか「色々あって難しい」という印象を抱かれかねないので、とにかくこれを押さえておけば!というところを選りすぐってまとめたのかな、と思う。 図書館で借りたが手元に置きたいので購入予定。2022/02/08