感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コンチャン
10
文庫なのに結構なお値段なのでどういうことかと思えば、かなり凝った作りになっていました。読みにくいような気もするけども…内容は連作短編の形式になっていて、どれもが簡単に読めるので普段小説読まない人でも大丈夫かもしれません。2020/10/25
江藤 はるは
6
物語が本から抜け出してきた。2020/09/13
Rick‘s cafe
5
声優の夏川椎菜を好きになって以降、ブロガーの夏川椎菜の文章に笑い、ほっこりし、作詞家の夏川椎菜の作り出す世界に感化され、そして作家の夏川椎菜の紡ぎ出す物語に魅せられた。どこまでもこの人の扱う言葉が好きなのだと思わされる。殻を破るとはよく言ったものだが、その後に残されたぬけがらには価値がないなんてことはない。「夢」を追う中で、鬱屈し、悩み、苦しんだ跡は、ノスタルジアと共にほろ苦くはあるけれども、きっと誰かを魅了し、時として誰かの背中を押すことだってあり得るのではないだろうか。2020/09/03
どららら
3
私はラノベとか漫画しか読まないからこういう本格的な文章読むのに抵抗があったけど、今作は10ページくらいの物語が7つありすごいスラスラと読めました。最後で世界線が交わるのも結構エモく、小説読むの苦手な人でも簡単に小説読んだ気分になれる作品だと思いました。2020/12/20
ひのきお
2
主人公を見る周りのひとの目線で描かれた暖かな短編集。 電子書籍版で読了。 なんとも読みやすく頭に入ってくる文章でした。 これほんとに声優さんが書いたの…?天才か? 言葉の重みを知ってるからこそかけたのでしょうか? ほっこり、頂きました!2024/01/11