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内容説明
助産師としてロンドンの病院で働くイザベルは、忙しい勤務のあいだを縫って、フィレンツェを訪れた。そして明日は帰国という日、産科医のルカに出会った。いつもは男性との交際に慎重なのに、仕事の話ですぐに打ち解け、イザベルはルカと街の美術館や、歴史ある建物を訪ね歩くうち、彼に離れがたいものを強く感じ、一夜をともにしてしまう。でも彼はイタリアで、私はイギリス。遠距離恋愛に未来などありえない。イザベルはルカの願いを拒み、あえて連絡先を教えなかった。あれから六週間。イザベルは痛む胸を抱え、ふさぎ込んでいた。やはりルカのことが忘れなられない。彼が恋しい…。そんなときルカが彼女に病院に医師としてやってきた。いったいなぜ―。
著者等紹介
アンダーソン,キャロライン[アンダーソン,キャロライン][Anderson,Caroline]
イギリスの作家。看護師、教師、室内飾装業者を経て、現在は作家に落ち着く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。