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内容説明
やあ、ごぶさた。恐竜探偵ルビオが帰ってきたぜ。ハーブ中毒は治っちゃいないが、しがない探偵稼業は続けてる。今度の依頼は恐竜マフィアのボスからで、ある男を尾行するうち、なぜだかマイアミくんだりまで行くことに。だが、そこでガキのころ苦楽を共にした旧友ジャックと再会できた。今じゃマフィアのボスだっていうからびっくりだ。やつの妹とも再会したわけだが、これがまた昔わけありの女で…。あいにくジャックと雇い主は血で血を洗う抗争の真っ最中、どちらの側にも義理立てすりゃあ、当然のっぴきならない羽目になり―。好評ハードボイルド・シリーズ第3弾。
著者等紹介
ガルシア,エリック[ガルシア,エリック][Garcia,Eric]
1973年マイアミ生まれ。コーネル大学と南カリフォルニア大学で小説創作と映画学を専攻後、1999年に恐竜探偵ヴィンセント・ルビオを主人公とした『さらば、愛しき鉤爪』(ヴィレッジブックス)で小説家デビュー
酒井昭伸[サカイアキノブ]
1956年生まれ。早稲田大学政経学部卒業。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ショコラテ
1
1、2巻共に、死人は出るけど全体のイメージはコミカルだった鉤爪シリーズ。今回は正調ハードボイルドというか、ちょっと陰惨な雰囲気。関わってくるのが恐竜マフィアだから仕方ない部分はあるにせよ、いつもの格好つけつつ少しお間抜けなルビオが恋しくなった。切ない読後感。2010/05/18
萩原 一嘉@次走未定
0
読了まで6日間かかりました。久しぶりの「鉤爪」シリーズ。ハードボイルドな探偵小説の中に「恐竜」のペーソスが混じって、取っ付きにくいけど読み出すと深入りします。2015/06/06
熊猫
0
http://booklog.jp/edit/1/47897262312012/12/31
timeturner
0
探偵物じゃなくてマフィア物になっちゃってるね。血と暴力が満載。2010/12/31
うき。
0
なんだかみんな悲しくてしょんぼり。2012/01/13