ヴィレッジブックス
魔性の女がほほえむとき

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  • サイズ 文庫判/ページ数 591p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784789724333
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

聡明な美女エイヴリーの母親ジリーは悪に染まった異常な人間で、エイヴリーを産んだ直後に姿を消した。エイヴリーは叔母たちに育てられ、FBIの職員となった。ある日、彼女は叔母の誘いでコロラドのスパ・リゾートへ赴くが、ひと足先に到着しているはずの叔母の姿がない。その行方を探すエイヴリーはジョン・ポールという逞しい男に出会った。実は、叔母はジリーに操られた凄腕の殺し屋モンクに拉致されていた。そしてジョン・ポールは、命をかけてモンクを追う男だった…。ベストセラー『標的のミシェル』につづく魅惑のロマンティック・サスペンス。

著者等紹介

ガーウッド,ジュリー[ガーウッド,ジュリー][Garwood,Julie]
長年にわたり、ヒストリカル・ロマンスの人気作家としてアメリカで不動の地位を保ってきたが、2000年から現代が舞台のロマンティック・サスペンス小説を発表しはじめている

鈴木美朋[スズキミホウ]
大分県出身。早稲田大学第一文学部卒。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ち~

24
叔母が行方不明になった、FBI職員のエイヴリーは駆けつけた現地でジョン・ポールと出会う。叔母をさらったのが、ジョン・ポールが追っていた殺し屋モンクであることから、行動を共にする2人。危機を脱しながらモンクを追跡する2人と、監禁された叔母の脱出劇、2つのパートでグイグイ引き込まれる。サスペンスが9割でロマンスが1割。でも、恋人というより相棒といった2人の空気がめちゃくちゃ良かった。前作ではあまり好きでなかったジョン・ポール。今作では適度に粗野な感じが素敵〜♡でした!でも、やっぱりノアも気になる気になる!2018/07/21

Miyuki_fsog

17
前作が良かったので続けて 読了! 前作まで無敵に思えた殺し屋・モンクが案外ヘタレで 呆気なかったなぁ‼ ロマンスも物足りなかったし…次作に期待❤ 2017/06/11

まみ子

10
ブキャナン兄弟シリーズ3作目。元海兵隊員ヒーローとFBI職員ヒロインですが、これまでの作品のなかでもサスペンス色の強い作品でした。ヒロイン母の異常さが際立ってて、そっちに全部持っていかれた感はありますが、面白かったです。ロマンス的には、ヒーローの確固たる態度を崩す、ヒロインの強引さが微笑ましくて、二人のやり取りがもう少しあっても良かったのではと思いました。2017/04/16

だむ

9
あ~面白かった!今作のヒーローは“標的のミシェル”で命を狙われるヒロインの兄として登場したジョン・ポール。ロマンスのロの字も想像つかないあの彼だよ?彼がどんなロマンスを繰り広げるのか興味津々。これは面白くないわけがない(笑) ヒロインのエイヴリーも好感の持てる女性。こういうヒロイン大好き。2人の掛け合いが面白かった。そしてあの殺し屋モンクに追われる2人はピンチの連続。そんな中で少しずつ距離を縮めていく2人にドッキドキで一気読み。それにしてもサイコなジリーは怖かったな~。2019/10/27

いっちん

9
【ブキャナン家シリーズ3作目】今回はブキャナン家というより前作『標的のミシェル』の主人公の兄ジョン・ポールのお話。ミシェルの旦那様であるブキャナン家のテオはちらっと話に出てくる。そして前作で逃げ切ったモンク。これまでのヒーローはいつも関係を結んでから一旦は去るんだけど…ジョン・ポールは去る事はせずにエイブリーを手放さなくてかっこよかった!!!それにしても…現職はやっぱり大工なの?謎だ。2015/04/06

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