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内容説明
1968年、夫フランクと死別したクレアは、19歳になった愛娘のブリアナを連れてスコットランドのハイランド地方を訪れた。彼女がこの地に来た目的は二つ。一つは18世紀のジャコバイトの反乱で生き残ったハイランドの男たちの名前を調べること。もう一つの目的はブリアナに、彼女の真の父親はフランクではなく、18世紀に生きた戦士ジェイミー・フレイザーであると打ち明けることだった…。果たしてクレアはなぜジェイミーと別れ、20世紀に戻ってしまったのか?『時の旅人クレア』に続くロマンティック・アドベンチャー巨編ついに登場。
著者等紹介
ガバルドン,ダイアナ[ガバルドン,ダイアナ][Gabaldon,Diana]
アリゾナ州に生まれ育ち、現在も家族とともに住んでいる。動物学で学士号、海洋生物学で修士号、行動生態学で博士号を取得、大学教授として長年教鞭をとる
加藤洋子[カトウヨウコ]
英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまり
50
読み友様の勧めにあった箇所まで再読しようと思う。2019/09/25
こばまり
48
悲しい邦題だが前作に負けず劣らず冒険度の高いフランス編。私の脳内ジェイミーはすっかりサム・ヒューアン氏に上書きされた。2017/10/18
こばまり
45
何度読んでもワクワクする。このシリーズは私の無人島本。2017/05/18
Miyoshi Hirotaka
34
タイムトラベル小説の面白さは、あり得ない変化を経てたどり着いた世界で新しい使命に目覚めそれを果そうとする過程にある。過去に行った場合は、全てを知りながら何もできない無力さとの葛藤。現代に戻った場合には、理解されたい渇望とそれにより失うものの大きさとの葛藤。さて、18世紀半ばのヨーロッパは、王位継承や領土、植民地の所有をめぐって戦争に明け暮れていた時期。敵も味方も国内外に散在し、それらの関係は複雑だった。弱肉強食と適者生存の非情の法則が作用する中で少しでも高い可能性を求めて決断し、行動する姿がたくましい。2017/02/15
とんこ
26
物語としては少し動きが少ない巻だけど、18世紀おフランス貴族の描写が面白い。蜜蝋で全身脱毛とか、貴族のおっぱい丸見えドレスとか、国王がウンコしながら謁見してるとか、いちいち「えっそうなの??」ってググってしまった。2023/08/14