エドワード・バンカー自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 511p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784789719988
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0097

内容説明

「倒されても倒されても、意志に体がついてきてくれるかぎり、私は立ち上がる」Q.タランティーノ、W.スタイロン、J.エルロイたちが愛した男の生きざま。その小説より無鉄砲で破天荒な人生。

目次

ノー・ヘヴン、ノー・ヘル
カリフォルニア州に養育された子ども
死刑囚に囲まれて
売春婦、新聞王ハースト、ハリウッドの天使
サンクエンティン行き夜行列車
チクタク、チクタク、時計は進む―五二年、五三年、五四年、五五年
仮釈放を待ち望んで
ミルクと蜂蜜の国
逃走
絶体絶命
逃亡犯
心神喪失の宣言
フォルサム刑務所でくすぶって
塀のなかの人種間抗争

著者等紹介

バンカー,エドワード[バンカー,エドワード][Bunker,Edward]
1933年12月31日ハリウッド生まれ。4歳のときに両親が離婚したのをきっかけに施設を転々とし、やがて悪事に手を染めるようになる。1975年に最後の服役を終えるまで、その人生のほとんどを檻のなかで過ごした。服役中に差し入れてもらったタイプライターで執筆を始め、1973年『ストレートタイム』(角川文庫)で衝撃のデビューを果たす。その後も自らの体験を活かした優れた犯罪小説を発表しつづけ、アメリカ文学界で確固たる地位を築いた。『暴走列車』など脚本に携わったり、クエンティン・タランティーノ監督の『レサボア・ドッグス』ではミスター・ブルー役を演じたりするなど、脚本家・俳優として映画界でもその才能は貴重なものとなっている

池田真紀子[イケダマキコ]
東京生まれ。上智大学卒業後、コンサルティング会社を経て翻訳家となる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

38
読み終えてハタと『レザボア〜』でエディは、実際に歩んでいたかもしれないもう一つの人生を演じて見せていたのだと気付き、改めてタランティーノの趣味のよさに慄きました。フイルムノワールさながらの半生。60歳を過ぎて授かった長男をそっと抱く著者近影が微笑ましい。序文はウィリアム・スタイロン。2015/04/18

yuko

0
過剰なドラマティックな演出・悲壮感もなく、ただ淡々と時には(というかかなりの頻度で)冗談混じりで書かれる、私達は想像するしか出来ない人生 彼の小説のなかと同じようなことが起こりまくるけど、これはすべてノンフィクションってことを何回も忘れそうになりながら読み進め同じような調子で書かれているあとがきが最高にぐっときた ロサンゼルス中央部の電話帳と同じ分厚さの彼の資料ファイル(No.2につづく)の冗談を笑い泣きする場面にも2020/12/15

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