内容説明
「倒されても倒されても、意志に体がついてきてくれるかぎり、私は立ち上がる」Q.タランティーノ、W.スタイロン、J.エルロイたちが愛した男の生きざま。その小説より無鉄砲で破天荒な人生。
目次
ノー・ヘヴン、ノー・ヘル
カリフォルニア州に養育された子ども
死刑囚に囲まれて
売春婦、新聞王ハースト、ハリウッドの天使
サンクエンティン行き夜行列車
チクタク、チクタク、時計は進む―五二年、五三年、五四年、五五年
仮釈放を待ち望んで
ミルクと蜂蜜の国
逃走
絶体絶命
逃亡犯
心神喪失の宣言
フォルサム刑務所でくすぶって
塀のなかの人種間抗争
著者等紹介
バンカー,エドワード[バンカー,エドワード][Bunker,Edward]
1933年12月31日ハリウッド生まれ。4歳のときに両親が離婚したのをきっかけに施設を転々とし、やがて悪事に手を染めるようになる。1975年に最後の服役を終えるまで、その人生のほとんどを檻のなかで過ごした。服役中に差し入れてもらったタイプライターで執筆を始め、1973年『ストレートタイム』(角川文庫)で衝撃のデビューを果たす。その後も自らの体験を活かした優れた犯罪小説を発表しつづけ、アメリカ文学界で確固たる地位を築いた。『暴走列車』など脚本に携わったり、クエンティン・タランティーノ監督の『レサボア・ドッグス』ではミスター・ブルー役を演じたりするなど、脚本家・俳優として映画界でもその才能は貴重なものとなっている
池田真紀子[イケダマキコ]
東京生まれ。上智大学卒業後、コンサルティング会社を経て翻訳家となる
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感想・レビュー
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こばまり
yuko