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内容説明
アインシュタインを解剖したばかりに数奇な人生を歩むことになったトマス・ハーヴェイ、そのイカれた老博士の願いを聞き入れたばかりに、アインシュタインの脳と一緒にアメリカ横断の旅に出ることになった僕が織りなす、心にしみる感動のノンフィクション。
目次
でこぼこした大きな真珠
思わぬ展開
コレクターズ・アイテム
旅は道連れ
ねじれと揺らぎ
切りきざまれて
私たちの本
生涯ひとりの相手とセックスするには
神はサイコロを振った
ハーヴェイ、バロウズを訪ねる
ありゃあ何だ?
エデンの園
ペッパー・フォーク
僕はあなたの脚になる
マーキー・タイム
ここより永遠に
コウモリの翼と超ひも
旅路の終わり
アインシュタインと二人きり
著者等紹介
パタニティ,マイケル[パタニティ,マイケル][Paterniti,Michael]
処女作となる『アインシュタインをトランクに乗せて』でNational Magazine Awardを受賞。『ローリングストーン』、『ニューヨークタイムズマガジン』、『エスクワイア』などでも活躍している。メイン州に妻と息子と暮らしている
藤井留美[フジイルミ]
翻訳家。上智大学外国語学部卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
imagine
4
実話ということで興味を持ち読みました。ロードムービー的で、スポーツや音楽の固有名詞もたくさん登場。アメリカのジャーナリズムに触れた気分を味わえます。アインシュタイン本人に関心を持ったので、今度は彼の自伝にトライしようと思います。2015/06/14
a
2
アインシュタインの脳を持ち去った科学者とアメリカ大陸を横断するロードムービーを観ている感覚になる本。ノンフィクション。2016/11/03
ピエール
2
アインシュタインの脳を盗み持っていた博士が、著者と一緒にアインシュタインのお孫さんにその脳を返しに行くというノンフィクション。 アインシュタインの脳を運んでいるがために様々なアクシデントに出くわすのかと書評からは思ったのだが、そんなことは何も起こらない。ただ、要所要所で挟まれるアインシュタインのエピソードは面白い。という程度の本でした。2014/02/23
かきたにたくま
2
実に退屈な本だった。魅力的なのはアインシュタインの遺体を解剖した医師が、なぜか脳を盗み出し、なぜか数十年後に、アインシュタインの孫娘にその脳を持っていくということと、ノンフィクションであることです。舞台は衝撃的ですが、中身はたわいのない話で、特に注目するものはなかったです。2014/01/02
郷里
1
フィクションかと思ったらノンフィクションだった。アインシュタインに思いを馳せつつ、「僕」とハーヴェイ博士のロードノベルとしても楽しめる。ややマニアックなウンチクやハーヴェイ博士の偏屈ぶりも面白い。2015/02/16