ガンズ・アンド・ローゼズ―悪の華

シュガーマン，ダニー【著】〈Ｓｕｇｅｒｍａｎ，Ｄａｎｎｙ〉/藤林 初枝【訳】

ソニー・ミュージックソリューションズ（1991/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 316p／高さ 21X16cm
• 商品コード 9784789707107
• NDC分類 767.8
• Cコード C0073

内容説明

’９０年代最高のロックバンドの全貌を伝える初の本格的伝記。恍惚のエクスタシーを投げかけ、我らを陶酔に誘い込む。ガンズ・アンド・ローゼズは死とセックスとドラッグの世界の妖しい魅力を伝える不滅の悪の華。

目次

第１部　戦場
第２部　ウエルカム・トゥ・ザ・ジャングル
第３部　死、ドラッグズ、ロックンロール
第４部　神の技術者

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[nightU｡U*)｡o○O]

最近の音楽誌では彼らが時代に粗暴なロックを取り戻したとあるだけで、いかに彼らが異端でありまたそのために時代がどのような状況にあったか長らく疑問だった。これが書かれたのはUseYourIluusionすら出る前で、少なくとも彼らへの当時の反応は知ることが出来る。宗教、芸術、哲学、文化とロックのダーティな面の関連を資料を引きながら指摘し、その必然性、時代的妥当性を長く書き連ねているがいささかハチャメチャなところもないではない。しかしロックが何故人を惹きつけるのか、というひとつの考え方ではあると思う。

2014/07/01