口福な味の物語<br> 喰う寝る処に呑む処

口福な味の物語
喰う寝る処に呑む処

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784789706827
  • NDC分類 596.7
  • Cコード C0076

内容説明

いい酒にありつきたい、といつも願っている。そこに極上の酒と、美味い肴があれば、それは幸せなことだ。しかし、安い酒と貧しい肴しかなくとも酒は飲める。僕にとって“いい酒”とは結局、酒を飲んでいるその時間のことであり、その場のことなのかも知れない。

目次

春を愛でる。(蕎麦屋は遅い午後の酒。;花見遊山に酒肴をこらす。;今宵一杯目をスタンド・バーで。;宿禰、蹶速の熱に酔う。)
夏に遊ぶ。(待つ間が楽し、うなぎ屋の酒。;グランド・キャバレーはいつもお祭。;焚き火を肴にバーボンを。;当たり馬券でミント・ジュレップ。;真夏の夕べはホテルのバーで。)
秋を味わう。(めし屋で飲む。;洋食屋で飲む。;台湾料理屋で飲む。;日本酒をしみじみ飲む。)
冬に酔う。(アテは駅弁、車窓の景色。;舞い散る雪を盃に受けて。;駒子がくるか、夢千代がくるか。)
行きつけの酒場で飲む。

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