内容説明
80年にF1入りを果たしてから、2度のワールド・チャンピオン、39回の優勝記録を持つアラン・プロスト。まさに80年代を代表するドライバーとなった彼が、初めてみずからの言葉で自分をふり返って語る。15才で夢中になったカーティング、ポール・リカールのドライビング・スクールに進み、そこで目覚めたレーシング・マシンへの新たな情熱、F3からF1への駆け足の躍進、F1レースを通して出会った仲間たちとの友情と確執、挫折と野心、そしてプライベート・ライフ…。「プロフェッサー」のあだ名を持ち、完成されたドライビング・テクニックを操る彼の隠された素顔を描く。
目次
1 セカンドラブ
2 カーティング
3 ドライビング・スクール
4 ポテンシャル
5 現実の味
6 シフト・アップ
7 マクラーレン入り
8 初勝利
9 長すぎた12か月
10 敗北
11 ルノーとの決別
12 チーム・メイト、ラウダ
13 バックアップ・クルー
14 快進撃
15 長い道
16 友とライバル
17 新生マクラーレン
18 セナ登場
19 アクセルを踏み込んで
20 グランプリ・ドライバー