内容説明
デビュー当時からアンチ・ハリウッドの姿勢を貫き、メインストリームに躍り出てからもかたくななまでに“何もないストリートからやって来た男”の生き方にこだわり続けるミッキー・ローク。愛に恵まれなかった少年の日々の思い出から、ボクシングに夢中だった10代の頃、そして役者を目指し単身ニューヨークにやって来た苦闘の時代を、ミッキー本人のみならず、彼を見守り続けた多くの人たちの証言を混じえながら、詳細かつ赤裸々に記した伝記。才能あるアンノウン・アクターが、いかにして当代一のクセのある俳優、そしてカリスマ性を持ったスーパースターに成り得たのか。10年来の宿願であった映画『ホームボーイ』が完成した今、あらためてミッキー・ロークの意外な素顔にせまる。
目次
第1章 はじめに
第2章 少年時代
第3章 ニューヨーク、アクターズ・スタジオ
第4章 『白いドレスの女』
第5章 『ダイナー』
第6章 『ランブルフィッシュ』
第7章 『悪の華・パッショネイト』
第8章 『ナインハーフ』
第9章 プライベートライフ
第10章 『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』
第11章 『エンゼル・ハート』
第12章 『死にゆく者への祈り』、『バーフライ』
追記1章 『ホームボーイ』
追記2章 『フランチェスコ』