出版社内容情報
マザーテレサの神との関係、そして彼女が奉仕した「貧しい人びとの中で最も貧しい人びと」への献身が、力強く表明されている。マザーテレサの神との関係、そして彼女が奉仕した「貧しい人びとの中で最も貧しい人びと」への献身が、この本の中で彼女自身の言葉によって力強く表明されている。
この本のタイトル「愛のあるところ、神はそこにおられる」は、マザーテレサが、全生涯をとおして宣言したことを思い起こさせる。愛という言葉こそ、マザーテレサの生涯とメッセージ、神は生きて現存され、「あなたとわたしを通して今も世界を愛しておられる」ことを要約するものであろう。
マザーテレサは今日の世界の中で、神の心となり手となることを探し求め、出会う一人ひとり、特に最も必要な人に神の愛を運ぶ人、神の愛の宣教者となるために、召された。しかし彼女は、それが自分だけの召命であるとは考えずに、すべての人が、それぞれの場で、神の愛の運び手になるよう呼ばれていると感じていた。
そのとき、その場にかなったアドバイスをとおして、マザーテレサは、神とのより親しい一致と、兄弟姉妹に対するより大きな愛への道にわたしたちを導いてくれる。
? 神は愛です
? イエス
? わたしが愛することをじゃまするもの
? 行動による信仰は愛
? お互いに喜びの源でありなさい
マザーテレサ[マザーテレサ]
著・文・その他
目次
1 神は愛です
2 イエス
3 わたしが愛することをじゃまするもの
4 行動による信仰は愛
5 お互いに喜びの源でありなさい
著者等紹介
マザーテレサ[マザーテレサ] [Mother Teresa]
1910年、スコピエ(現在のマケドニア)で生まれ、1928年ダブリン所在のロレット修道会に入会したが、コルカタで神の愛の宣教者会を創設するため、1948年ロレット修道会を退会し、貧しい人びとの中で最も貧しい人への奉仕が、彼女の生涯の仕事となった。彼女は1979年ノーベル平和賞を受賞し、1997年の没後直ちに列聖調査が開始、2003年に列福、2016年に列聖された
コロディエチュック,ブライアン[コロディエチュック,ブライアン] [Kolodiejchuk,Brian]
カナダ・ウィニペグ生まれ。1977年マザーテレサと出会い、1984年神の愛の宣教者司祭会の創立と同時に入会し、1997年彼女の没年まで20年間を共に歩んだ。現在、マザーテレサ・センター長
里見貞代[サトミサダヨ]
聖心会会員、静岡市生まれ。聖心女子大学卒業、上智大学大学院フランス文学専攻博士課程前期修了後、フランス政府給費留学生としてパリ第4大学フランス文学博士課程を経て、学位論文Le Signe de la Croix chez Paul Claudelで文学博士号取得。聖心女子大学歴史社会学科国際交流専攻教授、聖心女子大学キリスト教文化研究所所長を経て、聖心女子大学名誉教授。2018年7月11日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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