内容説明
カトリック信者の信仰生活は主日のミサを中心として営まれますが、信仰生活を支え豊かにするさまざまな信心があります。「十字架の道行」は、ロザリオの祈りと並んで、信心業の両横綱です。「目からウロコシリーズ」九冊目の本書は、「十字架の道行」を現代の信仰生活において意義づけて考え、祈ることを目指しています。
目次
第1部 ミサと受難(ミサを中心とする生活;受難と死の出来事に親しむ;イエスの受難と死を心に刻む;信心業とは何か)
第2部 十字架の道行(道行の歴史;道行の構成要素;信心業と教理)
第3部 日本の教会と信心業(現代に実践する十字架の道行;信心業の将来)
著者等紹介
来住英俊[キシヒデトシ]
御受難修道会司祭。1951年滋賀県近江八幡市生まれ。神戸育ち。大学では法律を学んだが、1975年電気メーカーに就職した。1979年板橋教会を訪れ、1981年に洗礼を受けた。その前から御受難修道会に出入りして、洗礼を受けた勢いで入会した。1984年初誓願。1989年司祭叙階。1996年~97年にイタリアに滞在した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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