著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年生まれ。詩人、絵詞(えことば)作家。おもな作品に『さかさまライオン』(童心社・絵本にっぽん賞)、『うそつきのつき』(文渓堂・小学館児童出版文化賞)、『がたごとがたごと』(童心社・日本絵本賞)、『すやすやタヌキがねていたら』(文研出版・日本絵本賞)ほか、童話、詩の作品も多い
梅田俊作[ウメダシュンサク]
1942年生まれ。おもな作品に『このゆびとーまれ』(講談社・講談社出版文化賞)、『とらねことじいちゃん』『しらんぷり』(日本絵本大賞)、『14歳とタウタウさん』(日本絵本賞特別賞)、『ばあちゃんのなつやすみ』(絵本にっぽん賞)、などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
78
絵本。白い鳥の群れに生まれた黒い鳥は、いつもつつかれて悲しかった。黒い鳥の群れに生まれた白い鳥は、誰も遊んでくれなくて寂しかった。山の向こうの世界を夢見て飛び立つ2人は疲れ果てて、雪の降る高原で出会う。2人は寄り添い温め合う。「あなたはわたしがきらいですか?」「いいえ」2人は結婚し、たくさんの小鳥が生まれた。みんなかわいい▽シンプル2023/04/05
yomineko@ヴィタリにゃん
68
白い鳥の中に黒い鳥が一羽、黒い鳥の中に白い鳥が一羽生まれ、「この中にはいられない」と出て行った先で出会う2羽。結婚して生まれた子ども達は色模様それぞれだけど、みんなかわいいんです💖2024/05/14
ann
46
感想よりも感じることが大切。2018/08/21
くぅ
36
内田さんだから選んでみましたがいつもとはテイストが全く違う。サトシンさんの『わたしはあかねこ』と伝えたい内容は同じだろうけれど、文字の分量はこちらの方がかなり少なくそれでいてちゃんと感じとれる。"仲間外れにされたらどんな気分になるかな?"とか"自分らしく生きてもいいんだよ"ってことを幼稚園に入るか入らないかくらいの子に伝えるにはこのくらいが一番感じ取りやすくていいのかも。(3歳10ヶ月)2021/03/18
たまきら
30
娘さん表紙借り。最後声を出してうれしそうにわらってた。2018/10/16