目次
第1部 人(ある生涯の素描―マルク・ドンゼ;回想―フランス・デュ・ゲラン;ともに生きた人たちの言葉)
第2部 霊性(手記からの抜粋;説教からの抜粋)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
101
一部ではモーリス・ズンデル神父の人となりを、交流のあった人々が紹介する。二部はズンデル神父の著作の抜粋。ズンデル神父の生き方や、言葉を通して伝わってくるキリスト教の精髄に心を打たれた。ズンデル師は自分のことは顧みずにどんな人にも温かく誠実に接したそうだ。自分ではなく、自分の中のイエスを最大限に生かす生き方。神は自分の物を持たない。自分を与え尽くす。その神の愛に近づこうとしたのがズンデル神父だったのではないだろうか。悲惨で苦しみの多いこの世に生きていると、神の愛を疑いたくなる。(続きます)2018/04/16
Butterfly
2
正直、難しい。ただ、情報過多の昨今において、静かに内面を見つめる時間が減っていた事に気付かされ、更には過去の思い出と今の生活との切分けも必要だなと感じた。2023/01/30
なおた
0
モーリス・ズンデルについて、はじめて知った1冊でした。彼による「三位一体」の理解が、とても腑に落ちました。カトリックは、カルメル会が邦訳に協力しているのですが、その霊性に近しいものを、わたしは感じました。
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