内容説明
この本には、わが子との苦しい情況に立たされることになった一人の母親(教師でもある)が、自分のダメさ加減を痛感しながら、自分の子、あるいは教え子のケースに深くかかわりつつ、親子ともどもに成長してゆく生活の味わい深い記録が盛られています。
目次
研究室でのできごと
ユキくんが生まれた日
卒業成績認定会議
フランスに行ったユキくん(失敗したおかあさん)
清美のおかあさんからの手紙
最近の大学生事情
フランス人の個人主義
〈よしなにお取り計らいください〉
遅れて咲いたつゆ草も
ユキくんのための高校は?
一人一人にふさわしい道
フランスの大学・日本の大学〔ほか〕