内容説明
胃を切除してがんは治ったのに、食事をとるとつかえて苦しい、冷や汗が出る、動悸やめまいがする、手足がしびれるなど、原因不明の体調不良に悩まされたり、しっかり食べて体力をつけたいのに、食欲が湧かない、病的にやせてしまった…それは胃切除後の新しい病態―この後遺症を防ぐには食事がカギ。そのヒント。
目次
第1章 知っておきたい胃を切った人の食生活のポイント(病気のことを知ろう1―胃を切った人たちの体験談;病気のことを知ろう2―消化のしくみと胃の役割 ほか)
第2章 体にやさしい単品レシピ(スープ・汁物―落とし卵とキャベツのみそ汁ほか(7品)
主食―長芋と卵の雑炊ほか(6品) ほか)
第3章 安心して食べられる献立(卵、魚の缶詰め、ふりかけ利用の時短献立;焼きザケ、納豆、みそ汁の定番にひとくふう献立 ほか)
第4章 少量でも栄養価を高めるレシピ(サバの立田焼きの献立;鶏もも肉のソテー バジルソースほか(単品5品) ほか)
第5章 便利な常備菜(肉類―手作りサラダチキンほか(5品)
魚介類―白身魚の南蛮漬け風ほか(4品) ほか)
著者等紹介
青木照明[アオキテルアキ]
東京慈恵会医科大学客員教授、医学博士。胃を切った人友の会「アルファ・クラブ」顧問。東北大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学大学院博士課程、米国ワシントン州立大学臨床病理学レジデント課程修了、東京慈恵会医科大学外科学講座主任教授、同大学理事、米国ウィスコンシン大学客員教授などを歴任。専門分野は消化器外科一般で、消化性潰瘍の治療と発がん、逆流性食道炎の病態と外科治療、胃切除術後の機能障害などの研究を重ねる
金原桜子[キンパラオウコ]
管理栄養士、料理家。1997年東京家政大学短期大学部栄養科卒業後、病院、高齢者施設に勤務。その後、企業でメニュー開発や料理研究家のアシスタントなどを経て独立。書籍、雑誌、食品メーカーでのレシピ開発や、妊婦から乳幼児までの栄養指導なども行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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