内容説明
胆石・胆のう炎・膵炎などの病気では、症状に合わせた脂質制限を行なうことが、病気の進行や再発の防止に役立ちます。とはいえ、慢性期には入院中のようなきびしい制限は必要なく、ゆるやかな脂質制限食が適しています。本書には、低脂質でおいしい献立が満載。食材選びや調理のコツも紹介しています。病気の進行・再発を防ぎつつ、豊かな食生活を楽しみましょう。
目次
1 胆石・胆のう炎・膵炎 病気の基礎知識(病気の基礎知識;食事の基礎知識 ほか)
2 胆のう・膵臓をいたわる バランス献立(脂質10g以下/1300kcal以下;脂質15~20g/1500kcal以下 ほか)
3 胆のう・膵臓をいたわる 単品おかず(朝食向きの手軽な主菜;昼食向きの主菜+主食 ほか)
4 胆石・胆のう炎・膵炎の人の 献立カレンダー(STEP3の献立;STEP4の献立)
著者等紹介
加藤眞三[カトウシンゾウ]
慶應義塾大学名誉教授。エムオーエー高輪クリニック院長。1980年慶應義塾大学医学部卒業、1985年同大学大学院医学研究科修了、医学博士。米国マウントサイナイ医学部研究員、都立広尾病院内科医長、慶應義塾大学医学部・内科学専任講師、同大学看護医療学部教授を経て、2021年より現職。専門分野は健康科学、病態科学。特に消化器内科、肝臓病を専門とする。専門にとらわれない統合医療にとり組み、webメディアなどを通して社会や市民への発信に力を入れるなど、新しい医療への道を模索している
大木いづみ[オオキイズミ]
慶應義塾大学病院食養管理室室長代理。管理栄養士
検見〓聡美[ケンミザキサトミ]
料理研究家・管理栄養士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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