内容説明
徳王は日本の傀儡だったのか。ジンギスカン第30代目の子孫・ドムチョクドンロプ(徳王)が内蒙古近現代史、日中関係史のなかで果たした役割を解明。
目次
第1部 徳王と蒙古独立運動(日中関係史における徳王のイメージ;徳王は日本の傀儡であったのか;徳王と内蒙高度自治運動 ほか)
第2部 金烏泉畔―徳王三男の回顧録(ウストオボ山の麓で;動揺と不安の日々;新生活の入口 ほか)
第3部 徳王とその周辺(百霊廟での徳王と内政部長黄紹雄との会談記録;徳王、蒙古包の中で天下について大いに語る;父徳王とその家族 ほか)