オーラルヒストリー 日米外交

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  • サイズ B6判/ページ数 427p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784789012164
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0031

目次

第1章 日米開戦から占領期の対米折衝へ 一九四一‐一九五〇(日米開戦と学生時代;外務省入省後、海軍経理学校へ ほか)
第2章 日米安保体制の成立と国際社会への復帰 一九五一‐一九六〇(ガリオア基金でニューヨーク留学;サンフランシスコ講和会議 ほか)
第3章 イコールパートナーシップと沖縄返還交渉 一九六一‐一九七〇(第一回日米貿易経済合同委員会;小坂・ライシャワー交渉 ほか)
第4章 ニクソンショックと防衛協力への道筋 一九七‐一九八〇(駐米公使就任;ニクソンの頭越し訪中発表 ほか)
第5章 貿易摩擦の深刻化とロン・ヤス外交 一九八一‐一九九〇(貿易摩擦のなか、駐米大使に;電電問題―「雑巾、モップの類は入れてやる」 ほか)

著者等紹介

大河原良雄[オオカワラヨシオ]
1919年(大正8年)群馬県生まれ。42年東大法卒、外務省入省。入省直後、海軍経理学校に補修学生として入校し、43年海軍主計中尉としてラバウルに配属。47年復員後、外務省復帰。51年ガリオア留学生として米国に留学。帰国後、外務省経済局に勤務し、在英大使館及び在フィリピン大使館等を経て60年小坂善太郎外務大臣の秘書官を務める。62年ハーバード大学国際問題研究所研究員。以後、ほぼ一貫して日米外交に携わる職務を歴任。72年アメリカ局長に就任。外務大臣官房長、駐オーストラリア大使を経て80年駐米大使就任。大平、鈴木、中曽根内閣のもとで、日米経済摩擦のなか、カーター民主党政権、レーガン共和党政権との対米交渉にあたる。85年退官後、外務省顧問、経団連特別顧問等を務める。現在(財)世界平和研究所理事長、(社)日米協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yokmin

6
大河原米国大使(駐在:1980-1985)の回想録。先日、朝日に「当時の中曽根首相が対米武器技術供与を決断したことを(大河原)大使に語っていたことが、最近公開された外交文書でわかった」との記事掲載があったことより、この本のことを思い出し、図書館で借りた。暗愚の帝王こと鈴木善幸首相の失言には相当苦労された模様だ。また、日米外交に関し針小棒大に報じる日本の全国紙の夕刊(TVも)は迷惑であったようだ。2015/12/30

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