内容説明
本書では、銀行が経営姿勢の抜本的な転換を迫られるに至った経緯と、新時代への対応に積極的に取り組む姿とその展望を、できるだけ分かりやすくえがくことを試みた。とくに、金融自由化、国際化、機械化の進展状況と、銀行経営新時代への戦略に焦点を合わせ、〈これからの銀行〉の姿を浮き彫りにしようと努めた。
目次
序章 「開かれた銀行」へ
第1章 銀行業界NOW(マル優廃止で預金争奪戦激化;自己資本比率規制で大揺れ;急進展する金利自由化;銀行業務の多様化も活発;第3次オンライン時代へ;業績に経営姿勢の差くっきり)
第2章 銀行経営新時代への戦略(自由化を生きぬく基本姿勢;多様化するニーズに応える;新時代の銀行―金融界共存の構図;人材の育成と確保)
第3章 銀行の制度と役割(日本の銀行史;日本の金融制度―種類と特徴;海外の金融制度―種類と特徴;銀行の業務と経営)
第4章 銀行の業務と銀行員(銀行の基本的業務;銀行業務の新たな展開;銀行員の人事ローテーション)
第5章 主要銀行26行のプロフィール
第6章 資料篇
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