チェーンストアの新・政策シリーズ チェーンストア能力開発の原則 （全訂版）

渥美 俊一【著】

実務教育出版（2010/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 323p／高さ 19cm
• 商品コード 9784788906341
• NDC分類 673.8
• Cコード C2363

目次

１　能力開発の方向（マンパワーづくりの意義と現状；チェーンストアマンの生涯設計；チェーン・システムの担い手＝スペシャリスト；自己育成の方針；自己管理の内容）
２　組織の原則―スペシャリストへの第一ステップ（組織理解のための基本用語；責任と義務の原則；組織づくりの原則；命令の原則；マニュアルの意味と急所）
３　マネジメントの原則―スペシャリストへの第二ステップ（意味と機能；幹部の条件；幹部の行動；小集団活動；システムづくり；これから取り組むべき経営努力；次なる出発のために）
資料編　チェーンストアの基礎資料

著者等紹介

渥美俊一［アツミシュンイチ］
１９２６年、三重県に生まれる。官立第一高等学校文科を経て、１９５２年、東京大学法学部卒業。読売新聞社経営技術担当主任記者として「商店のページ」を一人で編集・執筆。１９６２年から、チェーンストア経営研究団体ペガサスクラブを主宰。現在、加盟六〇一社で、わが国唯一のチェーンストア経営専門コンサルティング機関である日本リテイリングセンター・チーフ・コンサルタント。ほかに日本チェーンストア協会相談役（元同初代事務局長）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[大阪のきんちゃん２]

ニトリの会長が某TV番組で推奨していたので、近隣の図書課には置いてなくて府立図書館でだいぶ待っての読書です。 著者の渥美俊一氏はこの道の権威と聞きます。モーレツ時代？の典型で、嫁さんの意向で異動拒否などもってのほか、Eコマースに全く触れてないなど凡そ現代のダイバーシティやらそっちのけの主張があちこちに見られてちょっとおののいてしまいますが、経営論としては明確にスジが通っていてパッとどのページを開いてもスピーチのネタが載っているという感じ。店舗経営に「志を持った者」にとっては珠玉の名言箴言が詰まっています。

2019/05/14

[まちゃ]

チェーンストアでこれから働く上で、何を考えて自分の能力をあげていけばいいのかの指針になった。そもそも、何が必要なのか、何のためにそれが必要なのか、という話が中心。具体的な方法があげられているわけではないが、自分に足りないもの、これから求められるもの（３０代以降に求められると考えられているもの）が書かれているので、それを参考に、頑張っていけそうな気がする。

2011/07/29

[濱野竜萬]

職場での課題図書で読んだ本。当然ではあるが、報酬は約束された業務を全うして支払われるもの。今いる組織としては、当たり前のように給与をもらって、責任を果たしていないのに権利を主張している。店長手当などもなぜもらっているのか、それは何に対して支払われている手当なのかを理解できていない人達が多いことを改めて痛感する。この本を読んで改めて自分たちが、報酬に対して仕事ができていないかを認識させてもらった。命令を嫌がる人はいるが、組織で働くうえで円滑に運営していくための手段であることを理解しないといけないと思った。

2023/03/26