内容説明
商品と並んで経済の骨格をなす通貨。マルクス、ケインズ、フリードマンらの検討を通じてその流通、信用政策の根幹に迫る!現在の日銀のインフレターゲット策もこの一冊で読み解ける!
目次
第1章 貨幣の流通量と保有量
第2章 貨幣とその流通量
第3章 退蔵貨幣と貨幣ストック
第4章 インフレーションと貨幣供給
第5章 通貨量の増減とインフレ・デフレ―ケインズ説と岡橋説
第6章 M.フリードマン、A.J.シュワルツ『合衆国貨幣史1867‐1960』における帰結について
第7章 貨幣数量、物価および経済活動―1926~31年のフランス経済
第8章 『資本論』と金融政策
第9章 管理通貨制と通貨の管理
著者等紹介
林昭男[ハヤシアキオ]
1928年生まれ。1953年北海道大学(法経学部)卒業。元北海学園大学(経済学部・教養部)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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