内容説明
多様にして複雑な中国をどう捉えるか。両国の研究者が共同で取り組んだ本書では、階層分化、家族、都市、教育、文化および犯罪の各テーマにおいて、1990年代後半から今日までの中国の生活の変化をリアルに描き出している。
目次
序章 現代中国の国民生活―1990年代の生活変動を軸に
第1章 家族変容と家庭教育
第2章 現代中国の家族―自己愛家族の誕生
第3章 都市―基層管理体制の変動とコミュニケィ形成
第4章 中国都市の貧困層問題
第5章 中国の大学改革の進展と大学生
第6章 在日中国人留学生の動向
第7章 生活と文化―流行り謡から見た現代中国の生活
第8章 経済改革後の農民工と犯罪
終章 中国研究の行方―“あとがき”的提起
著者等紹介
飯田哲也[イイダテツヤ]
1936年富山県生まれ。1969年法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程満期退学。文学博士。中国人民大学客員教授、中国・寧波工程学院客員教授
坪井健[ツボイツヨシ]
1947年岡山市生まれ。1978年東洋大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程満期退学。駒澤大学文学部教授(社会学・社会心理学担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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