感想・レビュー
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ケンサン
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連合国占領下、占領政策に協力し、独立を失った日本の国益を守るという困難な課題に挑む。自由主義的保守主義。硬直したドクトリンを排撃して、柔軟に現実と取組むのを信条とする。1950年〜51年、米国の地上兵力35万の要請な対し18万に食い止める。日本経済復興を優先、性急な策による再軍備·旧軍閥の復活阻止?1951年9月サンフランシスコ講和条約、日米安全保障条約調印の颯爽とした姿/1952年4月28日独立回復後、鳩山一郎との泥試合…/秀逸は教育改革→世界に通じる人間としての教養、日本人らしい素養を持つことに注力。2022/12/08