油断の幻影 - 一技術将校の見た日米開戦の内幕

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油断の幻影 - 一技術将校の見た日米開戦の内幕

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788785373
  • NDC分類 916
  • Cコード C0021

出版社内容情報

高橋は陸軍省の燃料科にいた技術将校で、石油問題を担当していた。アメリカが対日石油輸出の全面許可制に踏み切った六月二十日(輸出禁止はその1ヶ月後)の次の日、高橋は上司の燃料課長(中村大佐)と陸軍大臣東条英機のもとを訪れた。このままでは、中国戦線の戦争が続行できないから、南方に出て蘭印の石油を手に入れる以外ないと資料を示して説明した.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』 179頁、より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rineoskiss

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対米開戦に向けての石油資源確保に関わった旧陸軍技術士官の手記。石油資源という戦争目的に直結する物資にも関わらず、関連する戦略や方針などが陸海軍の間でも軍部と政府の間でも、陸軍内部でも軍令軍政間で連携が行われず、統一された枠組みで行動できていない行き当たりばったりで取り組まれていたことがよくわかった。2020/07/06

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