出版社内容情報
好かれて応援される企業は、何が違うのか?
「一人の"人格”を持った人」として「ブランド」をとらえる、老舗の広告代理店の大広が培った、次世代のブランディングの秘伝。
「好かれる企業」は、「やさしい」「親切」「活気がある」「挑戦的」というように、まるで友だちであるかのように語られます。
それは、企業の「らしさ」「個性」を、無意識に人と同じ「人格」でとらえているからです。
会社も、同じ業種・業態であっても、人のように性格も役割も違います。
成長する過程で、賛同し支援してくれる仲間を集め、成長と変革を実現していくのです。
「ブランド人格」によって、
・理解されやすく、他と区別しやすいため、共感を得られます。
・築かれる良好な関係は、他に替えがたく、永く続いていきます。
・次の提案も受け容れやすく、経済活動の好循環を実現します。
・戦わない、共鳴・共創の次世代マーケティングが作られます。
本書では、「ミッション」「ビジョン」「バリュー」だけで不足していた、これからの時代にあった視点を提示した、次世代のブランディングについて、具体的な実践事例を上げながら、ワーク形式で述べます。
内容説明
自社のブランドを「人格」を持った“一人の人間”として位置づけたとき、その表情、歩き方までもいきいきと描くことができる。老舗広告代理店の大広が培った、次世代ブランディングの秘伝!
目次
第1章 なぜブランディングはうまくいかないのか?
第2章 基点となる「ブランド人格」を描き出す
第3章 「ブランド人格」が動き出す
第4章 「ブランド人格」が活きる(活かす!)
第5章 個性豊かな、多様な「ブランド人格」
第6章 ブランディングの拡がり
著者等紹介
鬼木美和[オニキミワ]
株式会社大広取締役執行役員/ブランディングディレクター。九州大学文学部心理学専攻を卒業後、株式会社大広に入社。食品企業・日用品企業のAEチームで従事したのち、マーケティング局で「企業ブランディング」の専門チームを発足。以降10年間、ブランド人格の考え方をもとに、多数の企業のブランドコミュニケーションをサポート。その後も、企業意志の可視化(=企業ビジョン・ブランド開発)から、企業への期待づくり活動の推進(=企業コミュニケーション開発)、その期待に応える新たな価値づくり(=事業開発・育成)までを、統合的に手掛け続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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