出版社内容情報
60年前から自閉症児と定型発達児が共に学ぶ「混合教育」を実践する幼稚園。海外からも視察が入るユニークな教育の全容を園長が綴る
内容説明
自閉症児が広い世界に足を踏み入れ成長する。定型発達児が多様性を学び感性を豊かにする。保護者が子ども理解を深める。教職員が教育観をアップデートし続ける。
目次
第1章 よりよい世界を担う子どもを「混合教育」で育てる
第2章 「快適空間」と「背伸び空間」で構成される「混合教育」の実際
第3章 世界標準の「生活療法」でASD児の自立を促す
第4章 武蔵野東幼稚園の保育を支えるICTの活用
第5章 混合教育と歩んだ私の40年間―小学校教員から幼稚園教員、そして園長に
第6章 多様化する日本社会の未来と教育システムの在り方
著者等紹介
加藤篤彦[カトウアツヒコ]
60年前からインクルーシブ教育を実践している学校法人武蔵野東学園に1982年から勤務。当時、「ベンチャー」的存在だった同学園の小学校で教員を勤めていた5年目に、幼稚園教諭免許をもっていたことから、期せずして武蔵野東幼稚園に園舎主任として異動。2年目から園運営に関わり、2003年より園長。園外では主に教育研究の分野で活動し、東京都私立幼稚園連合会や全日本私立幼稚園連合会での教育研究委員長、公益社団法人東京都幼児教育研修会の理事長などを歴任。現在は、一般社団法人全日本私立幼稚園幼児研究機構の専務理事、東京都私立幼稚園連合会副会長、武蔵野市の私立幼稚園連合会長の任にある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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