内容説明
「文化の防人」を自認する「冠婚葬祭文化振興財団」のトップによる画期的な文化論。日本人の生活に根ざしてきた「儀式」の本質とは何か。自らの経験と名著を読み解くことで組み立てた論考を、平易な文章で提唱する。
目次
第一部 冠婚葬祭論(「かたち」には「ちから」がある;「礼業」としての冠婚葬祭業;冠婚葬祭とは人生を肯定すること;「初宮祝」で氏神様に成長を祈る;「七五三」は霊魂安定の通過儀礼 ほか)
第二部 儀式論(なぜ儀式が必要なのか;「儀礼と儀式」;「日本人と儀式」そのルーツを探る;「家族にとって儀式とは何か」;「人間にとって儀式とは何か」;「葬式は永遠に不滅である」)
著者等紹介
佐久間庸和[サクマツネカズ]
1963年、福岡県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。作家。一般財団法人冠婚葬祭文化振興財団理事長。(株)サンレー代表取締役社長。九州国際大学客員教授。上智大学グリーフケア研究所の客員教授を務め、グリーフケア資格認定制度を創設。一条真也のペンネームで作家活動にも情熱を注ぎ続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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