出版社内容情報
怒りをどう避けるか。アンガーマネジメントとカウンセリングで理不尽な怒りに困っている人に怒りを上手に避け解決方法を伝授。怒りをどう避けるか。
アンガーマネジメントとカウンセリングの手法で、数々の職場を改善してきた著者が、理不尽な怒りにこまっている人に、怒りを上手に避けて、解決する方法を伝授します。窓口業務で怒りにさらされている人、上司の理不尽な怒りに悩む人、部下が切れやすくて困る上司、なぜか怒られやすい人など必読。
宮本 剛志[ミヤモトツヨシ]
著・文・その他
内容説明
怒る人は自分の「べき」から抜けられない。そこは否定してはいけない。怒りは「初期消火」が大切!怒りは「説明」と「言い訳」ととらえがち。怒りは「起承転結」。流れをうまく見極める。
目次
第1章 もう悩まなくていいんです
第2章 周りの「怒り」への対処術
第3章 あの人はなぜ怒るのか?あなたは何を悩んでいるのか?
第4章 あの人の「怒り」に負けない処方せん
第5章 職場の人間関係を改善する「怒り」のトリセツ
第6章 もう、あの人の「怒り」にへこたれない今日からできる体質改善
著者等紹介
宮本剛志[ミヤモトツヨシ]
シニア産業カウンセラー・研修講師。1976年生まれ。16年間、一部上場企業(ベネッセグループ)にて事業所責任者・本社課長・相談室長(部長職)。現在は、アンガーマネジメント・シニアファシリテーターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひとしろっく
4
自分の怒りに関するアンガーマネジメントの本は多いが、相手の怒りへの対処法は珍しい。人が怒る時、必ず理由がある。その人が「こうであるべき」と考えることを相手がしなかった場合に、怒りの矛先が向けられる。しかし、その人のべき論が必ずしも正しいとは限らないため、必要以上に恐れる必要は無い。まずは、その人のべき論を理解し、それに合った対処を取れば良い。本書で一番印象に残ったのは、自分を主語にして話すこと。相手を主語にした言い方(相手が悪い)にすると攻撃する側面が強くなるため、避けた方が良い。2020/05/30
yuka
1
◆◆◆図書館本。購入予定。アンガーマネージメントだけでなく、コミュニケーション、自己理解、他社理解にも有用2019/09/14
すみす
1
貰った本。この本を手に取った人には、なんとか頑張って乗り切って欲しいと思う。2019/06/14
さるたん
1
怒りを構造化できる1冊。人の怒りは、1次感情ではなく、不安や恐れ、「べき」などのコアビリーブへの抵触から生まれる「2次感情」である。 だから、そのものに振り回されるのではなく、なぜ怒っているのか?自分はなぜ怖がるのか?を理解して、1つ自分の中に緩衝材を作れば良い あとは、自分がどういった認知をしやすいのか?といったことを記録して傾向を掴むのも良いよね2019/03/01
よっちゃんこ
0
上司に怒られた際、落ち着き客観的に物事を捉えることが大切。第三者になって冷静に相手の想い・背景を考える2024/04/01