出版社内容情報
ふたたびの友好に、いま何が必要なのか
1968年9月、
池田大作会長(当時)は日中国交回復を提唱した。
「中国問題について発言するのは、当時、
命の危険すら覚悟しなければならないことでした……」
原田稔・創価学会会長に
時事通信社解説委員の田﨑史郎が
ロングインタビュー!
貴重な証言の数々を収録!!
【主な内容】
プロローグ
第1章 井戸を掘った人々
虚構の日中関係/日中交流の地下水脈/揺れ動く日本政府/
池田創価学会会長の国交正常化提言/池田提言に注目した松村謙三/
公明党第一次訪中代表団/ニクソン・ショック/田中内閣の成立
歴史の空白を埋めるために――原田稔創価学会会長の証言①
第2章 開かれた扉
大平外相の極秘指令/周・佐々木会談/第三次公明党訪中団/
田中首相の決断/周恩来の苦悩/台湾との関係処理/
国交正常化交渉――相次ぐ難題/ギリギリの調整/固い握手/
池田会長の訪中
歴史の空白を埋めるために――原田稔創価学会会長の証言②
第3章 日中友好交流の軌跡
周恩来首相の死去/急拡大した日中交流/留学生の受け入れ/
「政冷経熱」の時代/燃えさかる反日デモ/尖閣諸島をめぐる危機
歴史の空白を埋めるために――原田稔創価学会会長の証言③
第4章 新時代の日中交流
事態打開への視座/民間交流の力
終章 日中関係改善への提言
民の力をもって官を促す――石川好
日本の若者よ、中国文化を知り尽くせ――毛丹青
文化交流こそ日中友好の道――小林啓泰
注/あとがき/日中関係史年表
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