内容説明
21世紀の最重要テーマは、地球環境・地球温暖化だ。本書は三十余年にわたり、通産省(現経済産業省)で公害問題、環境問題に取り組んできた著者の歴史的証言である。
目次
第1部 地球温暖化防止(地球温暖化問題とわが国の温暖化対策;温暖化防止に向けた技術戦略と地球再生シナリオ)
第2部 わが国の公害改善の取り組み(日本における経済発展と環境保全―持続可能な発展のための事例研究;公害の経済学的分析―公害分析用産業連関モデルの試み;企業の公害防止対策)
第3部 国際協力の推進(エネルギーと地球環境―3Eの調和を求めて;中国・上海との環境交流―上海環境会議から考える;地球サミットと日本の主導的役割;ヨハネスブルク・サミット)
第4部 資料編
著者等紹介
山口務[ヤマグチツトム]
地域振興整備公団副総裁。1941年生まれ。64年京都大学農学部卒業後、通産省(現経済産業省)に入省。中小企業庁参事官。ドイツ連邦共和国参事官、基盤技術研究促進センター総務部長などを経て、通産省立地公害局総務課長、九州通産局長。90年財団法人・地球環境産業技術研究機構専務理事、97年より中国・上海交通大学客員教授、2000年より京都産業大学客員教授。2001年から現職
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