出版社内容情報
日本語学の父、三上章の主語廃止論はどこに問題があったのか? 彼の主著『象は鼻が長い』に学びかつ批判しつつ、発達心理学の視点から子どもの言語獲得過程を検証。「は」と「が」の働きを丁寧に整理し、日本語文法の長年の行き詰まりを解きほぐす。
【目次】
内容説明
現代の日本語文法は、実際の日本語の使い方を説明できているだろうか?「象は鼻が長い」という型式の文から出発して、「主語廃止論」を唱えた三上章。ほんとうに、日本語に主語はいらないのか?子どもの初期の発話をもとに、日本人の直観に合った、「~は」と「~が」を主語とする文法を提案する。
目次
1章 日本語には二種類の主語がある
2章 既存の日本語辞書は「~は」を主語と認めていない
3章 主語が主題に変わるとき
4章 「~は」は主語の視点で、「~が」は述語の視点で文を作る
5章 「は」と「が」の文法はどう教えられているのか?
6章 『象は鼻が長い』を読み直す
7章 『象は鼻が長い』の文法を転換する
8章 子どもは「は」と「が」をどう使い始めるのか?
9章 「は」と「が」を生んだ共同注意の日本語構造
10章 「は」と「が」の文法はどうあるべきか?
著者等紹介
熊谷高幸[クマガイタカユキ]
1947年、愛知県の三河地方で生まれる。早稲田大学フランス文学専攻卒業。印刷会社勤務、法政大学夜間(3年次編入学)を経て、東北大学大学院にて障害児心理学を修める(博士課程単位取得退学)。福井大学講師、助教授、教授の後、現在は、名誉教授。金井学園非常勤講師。専門は自閉症者のコミュニケーション支援。15年ほど前より、発達心理学的な観点から日本語と英語のしくみについて研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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