出版社内容情報
チューリップには種ができるか――理科の授業で習ったはずなのに正答できる子は5割に満たない。なぜ学んだ知識が使えないのか? 教育心理学の視点からその原因を探り、知識を活用するための「知識操作=知識の変形」の方法を具体例に即して提案する。
*エピソードや授業記録、教材例など豊富な事例
*心理学の専門家から学生、現職の教師、教育に関心をもつ一般読者まで
内容説明
「理解のための知識」から「思考のための知識」へ!学校での「学び」を揺さぶり、面白くする心理学の提案。
目次
「活用力」「思考力」とは何か
「知識操作」の重要性
不十分な知識操作の原因と結果
ルールと知識操作
代入操作について
代入操作によって広がる豊かな世界
変数操作について(その1 裏操作)
変数操作について(その2 変動幅操作)
関係操作について(その1 逆操作)
関係操作について(その2 手続き化操作)
象徴操作(象徴事例)と実感が伴う学習
「活用力」「思考力」を高める授業をめざして
著者等紹介
工藤与志文[クドウヨシフミ]
1962年生まれ。東北大学大学院教育学研究科教授。博士(教育学)
進藤聡彦[シンドウトシヒコ]
1957年生まれ。放送大学教養学部教授。博士(教育学)
麻柄啓一[マガラケイイチ]
1951年生まれ。前早稲田大学教育学部教授。教育学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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「活用力」「思考力」とは何か : 学んだ知識が使えない なぜ学んだ知識を使えないのか 「知識操作」の重要性: 知識操作とは何か 知識の操作水準と問題解決の成否 不十分な知識操作の原因と結果 ルールと知識操作: 個別的知識と一般的知識 ルールという知識 カテゴリールールと量的ルール 代入操作について 代入操作によって広がる豊かな世界 変数操作について(裏操作・ 変動幅操作) 関係操作について(逆操作・手続き化操作) 象徴操作(象徴事例)と 実感が伴う学習 「活用力」「思考力」を高める授業をめざして2022/04/23