孤独と出会いの映画論―スクリーンに映る都市の日常

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孤独と出会いの映画論―スクリーンに映る都市の日常

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  • サイズ 46判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788517486
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C1074

内容説明

映画には都市の日常の風景が写されている。何気ない日々の出来事と、その意味を、映画を通して考える。現代社会の孤独と出会いを手がかりに読み解く25編の映画論。

目次

1 科学技術と社会の未来(科学技術とニヒリズム『太陽を盗んだ男』;人間とアンドロイドの分岐点『ブレードランナー』 ほか)
2 世界の崩壊(消費社会を徘徊する死者たちの物語『ゾンビ』;資本主義を転覆する意識下の暴力『ファイトクラブ』 ほか)
3 恋と情欲(永遠の今を探す過去への旅『世界の中心で、愛をさけぶ』;少年に寄せる子猫の恋『陽だまりの彼女』 ほか)
4 社会という意識のゲーム(不可視の権力を透視するメガネ『桐島、部活やめるってよ』;コピーからオリジナルへの逃走劇『俺俺』 ほか)
5 都会の片隅の希望(未来から贈与される今『アバウト・タイム―愛おしい時間について』;大都会が失くした孤独の底のぬくもり『コーヒーをめぐる冒険』 ほか)

著者等紹介

木本伸[キモトシン]
1966年生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了、博士(文学)。現在、立命館大学教授。専攻、ドイツ思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にしの

3
映画の見方に正解がないのは分かっちゃいるけど、よりよい見方というのはあると思う。みんなに混じって流行りの映画でお祭りのように騒ぐのも愉快だけど、それだけでは消費みたいに何とも言えない不満が残る。そんな時に、自分の孤独と映画の合わせ鏡をすると、お祭りでは気づかない何ものにも侵されない言葉が出てくる。 本作も内面から出てきた言葉が作る映画作品へのエッセイだ。気になったところが同じだったり、全然気にもしなかったところを論じていたりしている。しかし、自分の映画経験を上書きしてはいけない。それはよい見方ではない。2024/06/13

Go Extreme

1
科学技術と社会の未来: 人間とアンドロイドの分岐点『ブレードランナー』 ロボットの愛と悲しみ「A.I.」 世界の崩壊: 狂気の世界とユートピア『生きものの記録』 国家の虚構を暴く母の愛『陸軍』 恋と情欲: 食と性と幸せのかたち『ジョゼと虎と魚たち』 プラスチックの世界と少女の涙『卒業』 社会という意識のゲーム: コピーからオリジナルへの逃走劇『俺俺』 大人になるか自死するか『台風クラブ』 都会の片隅の希望: 死者の海に抱かれた生者の街『海街Diary』 都会のごみを受けとめるまなざし『間宮兄弟』2022/01/06

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