はじめての造形心理学―心理学、アートを訪ねる

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はじめての造形心理学―心理学、アートを訪ねる

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  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788517226
  • NDC分類 701.4
  • Cコード C1011

内容説明

心理学を学ぶシンリ君が、雨の降った翌日にアルトちゃんを訪ねて美大に行ったら、大変だったけど勉強になった話。「心理学は美術や芸術を測ったり言葉で説明して解明できると思ってるの?」率直な疑問をぶつけるアルトちゃんにとまどいながら、シンリ君がものを見ること、美しいと思うこと、創造することについて一生懸命説明する、新感覚のテキスト。

目次

1章 ものを見るとはどういうことか―世界は色づいてなんていない!?
2章 僕らの視覚のチューニング方法―世界の共有可能性について
3章 脳は世界をどう再構成するか―人間は機械だってあなたは言うけれど
4章 イメージはどこから来るのか―丸は四角よりも甘いのか
5章 美的なバランスの起源―偏りはこの期におよんで何を語るのか
6章 醜いけど美しい―私がこれを美しいというのを、誰も思いとどめさせることはできない
7章 絵やデザインのある風景―異次元への入口を探して
8章 動物は造形を行うか?―目の前のリンゴ、心の中のリンゴ、絵の中のリンゴ
9章 ヒトが描く絵はどのように変化していくのか―痕跡は語る、さまざまな価値の時代を
10章 絵には何が現れるか―たぬ吉悩む!?
11章 創造性とは何か―人はいつ、この壁の向こう側に行けるのか

著者等紹介

荒川歩[アラカワアユム]
武蔵野美術大学造形構想学部教授。大阪府生まれ、同志社大学大学院文学研究科博士課程修了(博士(心理学))、京都で2年、名古屋で4年勤めたのち、武蔵野美術大学着任。「心理学」「造形心理学」などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

18
アルトちゃんの、専門的トレーニングを受けている美大生としての知識経験に裏打ちされた芸術的素養が傲慢さに繋がっているのがよくわかる。 でもこれ、分野が違うだけで読書家にも同じことが言える。 なまじ読書量が多いと、ベストセラーの現代エンタメ小説を読んで浅ーい感想しか出てこないライトな読者層に対して同様に傲慢になりがち。そこは自省したい。 この本はそんな芸術家の傲慢さに別の角度からツッコミを入れてニュートラルに近づけようとしてるんだと思う。2023/09/18

zozomu

1
かわいらしい表紙の割には、参考文献ごりごりで「ものを見るとはどういうことか?」「脳は世界をどう再構築するか」「創造性とは何か」とか結構難しめな話しがのっている。こう置くと人がこう感じるを全部意図的に設計した実験的なサイトとか作ってみたいなーと思いながら読んでた。2021/08/31

Go Extreme

1
ものを見るとは─世界は色づいてなんていない 視覚のチューニング方法─世界の共有可能性:知覚の経験による構築 足りない情報は補完 恒常性重視 脳は世界をどう再構成するか:神経細胞の集合体=人 2つの経路 イメージはどこから来るか:普遍性と文化依存性 影響 美的なバランスの起源:適応方略としての美 流暢性魅力説 親近性と新奇性 醜いけど美しい:興味、ぞくぞく感、涙感 畏敬の念 ネガティブな感情を喜んで感じる 絵やデザインのある風景 ヒトが描く絵はどのように変化していくのか 絵には何が現れるか 創造性とは何か2021/04/28

usausak0

0
ムサビ通信学科心理学の教科書。美術品を見ること、作ることを言葉で説明出来るとは思わなかった。多数の研究を引用しており、解説も興味深いものが多かった。言葉にならないことを表現している筈なのに言葉にされることへの違和感は、美大生との対話形式となっていることで和らいでいる。2024/06/21

stray sheep

0
この手の「はじめて」系にしては中身が詰まっていて良かった。茶番さえなけりゃもっといいのに。2023/06/08

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