内容説明
新曜社とSAGE社の提携企画「SAGE質的研究キット」邦訳刊行開始!どうリサーチクエスチョンを発展させるか。サンプリングをどう考えたらよいのか。研究者がフィールドで出会う障害とは?質の高い質的研究をデザインするための勘所を、実例を用いて丁寧に解説した質的研究入門必携。
目次
1章 質的研究とは何か?
2章 アイデアからリサーチクエスチョンへ
3章 サンプリングと選択とアクセス
4章 質的研究のデザイン
5章 資源と障害
6章 質的研究の質
7章 質的研究の倫理
8章 言語データ
9章 エスノグラフィー・データとビジュアル・データ
10章 質的データを分析する
11章 質的研究をデザインする―いくつかの結論
著者等紹介
フリック,ウヴェ[フリック,ウヴェ] [Flick,Uwe]
1956年生まれ。ベルリン自由大学で心理学・社会学を専攻し、1988年PhD.応用科学教授としてドイツ、オーストリア、カナダで質的研究について教鞭を執り、現在ベルリン自由大学教授。またイギリス、フランス、ポルトガル、ニュージーランドなどの大学でも客員教授に招かれている。主要な研究領域は質的研究、健康と公衆衛生における社会的表象、不定住の若者や移民、テクノロジの変化と日常など
鈴木聡志[スズキサトシ]
1961年秋田県生まれ。筑波大学大学院博士課程心理学研究科を中退し、豊田短期大学講師、松蔭女子短期大学助教授を経て、現在、東京農業大学教職・学術情報課程准教授。専門は、教育相談、心理学史、ディスコース分析。大正期から昭和初期にかけての教育相談の理論、および色覚異常の社会史が現在の研究テーマである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 解析序説 ちくま学芸文庫