内容説明
観光分野に進む人が知っておきたい知識を一冊に!大学の観光学部・学科では何を学び、研究するのか?将来の仕事と、どうつながっているのか?観光の学びを将来に活かすガイドブック。
目次
1部 観光の仕事(旅行業;ホテル業;テーマパーク業 ほか)
2部 観光の学習(観光史;日本観光地誌;海外観光地誌 ほか)
3部 観光の研究(観光地理学;観光人類学;観光社会学 ほか)
著者等紹介
青木義英[アオキヨシヒデ]
1948年生まれ。1972年日本航空入社。マドリード支店長を経て、鈴鹿国際大学国際人間科学部教授、和歌山大学観光学部講師。専門分野は、観光地誌、観光安全、人材育成
廣岡裕一[ヒロオカユウイチ]
1962年生まれ。立命館大学大学院政策科学研究科博士後期課程修了。博士(政策科学)。現在、和歌山大学観光学部教授。専門分野は、旅行業、旅行契約
神田孝治[カンダコウジ]
1974年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、和歌山大学観光学部准教授。専門分野は、文化地理学、観光地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
2
章末「考えてみよう!」は一般読者が考えても面白い。「最近海外から訪れる外国人客に対しては、どのような批判や苦情がありますか」(53ページ)という問いなら、中国人か韓国人か台湾人だったか、露天風呂で大はしゃぎだったことが某ホテルでありました。マナーを守って入浴してほしい、という説明が、なかなか理解してもらえないのでしょう。「観光行動がもたらすプラスの効果とマイナスの効果とは何か」(147ページ)なら、観光地の土産物店や道の駅に利益をもたらす一方、許容能力以上の観客による環境問題(渋滞、ゴミなど)が発生する。2012/10/26
フェイ
0
観光に係わる仕事(旅行業やホテル業等)、観光の学習(観光史や観光政策等)、観光の研究(観光地理学や観光社会学等)を1章数ページで解説する辞典のような本。何かしら観光に携わるにあたり、どの分野を学ぶことが自分の希望に沿えるかを見つけるうえでの道しるべになるだろう。 2018/10/13