内容説明
才能教育、個性化教育、特別支援教育の3領域を統合的につなぐ新しい視点、「認知的個性」とは?その基本的理念、概念、方法をキーワードで解説。
目次
1 才能教育で活きる認知的個性(認知発達と認知的個性―多様な発達の道筋をたどる;才能と才能教育―才能の概念を拡げる;才能の認定と評価―認知的個性を見つける手段・方法 ほか)
2 個性化教育で活きる認知的個性(個別指導システムづくり―子ども一人ひとりに焦点を合わせる;ATI(適性処遇交互作用)―何が良い教え方かは、学習者によって異なる
パーソナライズド・ラーニング(PL)―多様な優秀さを認め結果の平等を図る ほか)
3 発達障害児/者の支援で活きる認知的個性(発達障害と認知的個性―才能の峰と谷;広汎性発達障害(PDD)―その認知的個性と支援プログラム
注意欠陥/多動性障害(ADHD)―気まぐれな才能を活かすために ほか)
著者等紹介
松村暢隆[マツムラノブタカ]
1954年、奈良県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。現在、関西大学文学部教授、放送大学客員教授。専門は発達・教育心理学
石川裕之[イシカワヒロユキ]
1977年、大阪府生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。現在、京都大学高等教育研究開発推進センター特定助教。専門は比較教育学
佐野亮子[サノリョウコ]
1962年、東京都生まれ。上智大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(教育学)。現在、東京学芸大学非常勤講師。専門は教育方法、学校建築
小倉正義[オグラマサヨシ]
1979年、和歌山県生まれ。名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程後期課程中退。現在、鳴門教育大学大学院学校教育研究科講師。専門は発達臨床心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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