文化と実践―心の本質的社会性を問う

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  • サイズ B6判/ページ数 248,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788511866
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C1011

内容説明

脳は、人間の社会的活動なしに、現在の脳を生み出しえただろうか?心を社会的に生み出されるものとして捉えながらも立場を異にする、日本を代表する6人の心理学者のスリリングな議論。

目次

文化と実践を問う
第1部 文化と実践―三つのアプローチ(文化への制度アプローチ;文化と認知―文化心理学的アプローチ;実践としての文化―文化に対する社会歴史的アプローチ)
第2部 三論文へのコメント(「適応」か、「相互構成」か、「参加」か;社会歴史的アプローチ、実践の共同体、および“ヒト‐人”問題をめぐって―石黒論文を中心とするコメント;社会・行動科学のフロンティア―新たな開拓史にむけて)

著者等紹介

石黒広昭[イシグロヒロアキ]
慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(教育学)。北海道大学大学院教育学研究科助教授を経て、立教大学文学部教授。研究領域は発達心理学、社会歴史的学習論

亀田達也[カメダタツヤ]
イリノイ大学大学院博士課程(心理学研究科)修了。Ph.D.。東洋大学社会学部講師を経て、北海道大学大学院文学研究科教授。研究領域は社会心理学、意思決定、行動生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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K. Kiri

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北大の研究センターに所属している学者たちが「文化」について論じ合い、ほぼノーガードでボコリ合う本。ぶっちゃけ(ボクの場合)全ての内容を一読では追い切れないと思った………。 前半が3本の論文で、後半が3つのコメントという構成になっている。後半のコメントがなければ全体像をつかめなかったと思う。いずれにせよ、再読しなければいけない時が来るかも……。 ちなみに、高野「集団主義という錯覚」に対する北山の反論が終わりの方に載っていて、「この本、もうなんでもありだな」という感じだった笑2014/12/14

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