出版社内容情報
第一線で活躍してきた21人の講師たちが、感銘を受け、人生の指針ともしてきた本を取り上げ、本の魅力を語る。
目次
日本と日本人(新渡戸稲造『武士道』―二十一世紀を生きる日本人の指針;岡倉天心『茶の本』;ルース・ベネディクト『菊と刀 日本文化の型』―米女性人類学者が的確・精細に透視した敵国日本の解剖図 ほか)
ことば、文学、思想(『ヨブ記』―永遠の問いと答え;エドワード・サピア『言語』―思索の源;Daniel Jones An Outline of English Phonetics―私の英語発音の原点 ほか)
歴史、文化、社会(ウィリアム・ウィリス『幕末維新を駆け抜けた英国人医師―甦るウィリアム・ウィリス文書』;エーバーハルト・クラウス『オルガンとその音楽』―歴史の中の楽器オルガン;浦辺竹代『患者とともに ある医療ケースワーカーの記録』―浦辺竹代との邂逅をめぐって ほか)