ハヤカワ文庫<br> 愛の衝撃

ハヤカワ文庫
愛の衝撃

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  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784150303709
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

教授の一人娘と結婚した大学助手の青年。妻を愛しているのに、抱くことも愛の言葉をささやくこともできない。そんなことをしたら彼女は死んでしまうから…「愛の衝撃」、結婚した3年めのある夫婦。夫は毎晩帰りが遅く、妻に優しい言葉をかけてくれたためしもない。結婚てこんなものなんだろうか…「愛しているといってほしい」など、日常生活に潜んでいる。狂気をはらんださまざまな愛のかたちを描いた11短篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小物M2

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「夢魔の通り道」も面白かったが、本作もなかなか良かった。もっと評価されるべき作家だと思う。全体的には愛をテーマにした作品が多い印象。まあ、特に関係がないのもあるけれど。ジャンルとしてはやっぱりSFになるような。ベストは「夏の少女」「愛の衝撃」。「夏の少女」は最初の方はよくある話と思ったら……。グロテスクながらも結末が美しい。「愛の衝撃」では、愛情アレルギーという特殊な設定から美しくも壊れそうなラストが切ない。次点は、最後の光景が恐ろしくも奇妙な「人形のような女」。世界の法則が歪んで崩れてゆく「不安な朝」。2015/08/12

1977年から

0
1992年

fuchsia

0
恐怖の日常ほどのインパクトはなかったかなあ。

タケミチ

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様々な愛の形を描いた、切れ味のいいホラー短篇の数々が収められている。解説にもあったが、『人形のような女』『愛の衝撃』は傑作である。他に『夏の少女』『都市に棲む獣』もよかった。2011/01/21

warimachi

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甲府のブックオフの海外SFコーナーにあったことをなぜか今でも覚えています。なんか「夏の少女」が好きだった。

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