喪失の語り―生成のライフストーリー

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喪失の語り―生成のライフストーリー

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  • サイズ A5判/ページ数 302,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788510449
  • NDC分類 143.08
  • Cコード C1011

出版社内容情報

 人生とは、失うことの連続なのかもしれません。いまは「ない」かけがえのない人の死、そして自分が生きていること、その意味をことばにしようとするとき物語が生まれます。喪失と語りは必然的に結ばれており、不在の語り、喪失の語りは、ことばの中核をなしているとも言えるでしょう。「喪失の語り」の探究は、著者自身を「ことばとは何か?」というより大きな問いに向かわせました。そして、それは著者の最初期の研究にも内在していた問いだったのです。
 
 この本を貫いているのは、「喪う」ということばのもつ深さに目覚め、二つの価値を共存させる「両行」の思想を生きようとする姿勢である。荘氏は、つぎの話のように、自己を「喪った」ときの姿を、最愛の妻を「喪った」ときの姿になぞらえている。外から見れば妻を喪ったときのように生気なくひからびているようでも、その当事者にとっては自由に空を舞いながら胡蝶の夢を見ているのかもしれない。また「喪う」ことによって、自己はかつての自己ではなくなり、新しい自己に生まれ変わるのである。「喪う」ということばが胎んでいる矛盾を多層的な意味、それらが我が身をもって覚知するプロセスが、生きるということかもしれない。(「はじめに」より)

【全12巻刊行予定】
第1巻 ことばの前のことば--三項関係の発生
第2巻 意味のはじまり--ことばと自我の発生
第3巻 対話的モデル構成法--質的研究の方法
第4巻 私と母のイメージ--私をつつむ母なるもの
第5巻 心理的場所--身体・文化・時間
第6巻 人生のイメージ--生涯発達心理学のモデル
第7巻 ライフストーリー研究法--語りインタビュー
第8巻 喪失の語り--生成のライフストーリー (定価4515円 2007.03)
第9巻 映画の語り--東京物語と野いちご
第10巻 世代をむすぶ--伝統の継承と生成
第11巻 詩の心理学--行間と引用
第12巻 人生とことば
※定価、刊行年のないものは未刊です。

目次

1章 喪失と語りのパッチワーク
2章 死にゆく語り―死者の物語を継ぐ
3章 喪失から生成への物語―F1ヒーローの死とファンの人生
4章 人は死者から何を学ぶか―震災における「友人の死」の語り
5章 喪失の語り直し―震災における「友人の死」の意味の再構成
6章 なぜ生死の境界で天気が語られるか
7章 生死のはざまと天空の語り―研究の生成継承性
8章 グラウンド・ゼロにおける追悼の語り
9章 墓地の家族ライフストーリー―19世紀末と現代のイギリス家族墓碑
10章 いない母のイメージと人生の物語

著者等紹介

やまだようこ[ヤマダヨウコ]
山田洋子。1948年、岐阜市で生まれ、山と川のある風景を見て育つ。京都大学大学院教育学研究科教授、教育学博士。専門は、生涯発達心理学、ことばと描画イメージの心理学、文化心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Loute

5
p281 「おわりに ー 生きることと研究すること」冒頭の引用より 彼らにとって人生とは、そのまま理想につながる直線的なものではなく、遠回りし、後ずさりし、傾き、また覆える曲線的なものであった。...そこではもはや、人間が「喪う」ことなしには「得る」ことが考えられず、「亡びる」ことなしには「存(ながら)える」ことが考えられなかった。「死ぬ」ことなしには「生きる」ことが考えられず、「無い」ことを考えることなしには「有る」ことが考えられなかった。彼らは人間と人間の歴史を包む自然の悠久さに憧憬した。2018/10/05

わきが

1
身近な人の死など喪失への語りを心理学的に分析している.引用が多岐分野に渡り,文学の解釈として読んでも面白い.生死の境界で天気語られているのは,映画や小説でよくある手法だけど,それが心理学で論ぜられるとは思いもしなかった.場所のもつ力は興味深い.2013/05/07

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