出版社内容情報
老化はどこまで抑えられるか?何が老化で、何が老化でないのか?老化をめぐる科学者の苦闘の跡をを追い、老化をめぐる科学者の苦闘の跡を追い、老化と性の密接な関係について興味深い発見や説明を紹介しつつ、研究の最前線が新たな可能性をどこまでひらきつつあるかを説く。
・「本書の扱う「老い」は、もとより、そこから「諦め」も、そこはかとない憂いも、読者が読み取る自由はあるにしても、ほとんど、そうしたものとは無縁の世界と言ってよい。本書のキーワードを一つだけ挙げよ、となれば躊躇いは無い。「性」。」(2003.3/23 毎日新聞 村上陽一郎氏)
内容説明
何が老化で、何が老化でないか?誰が老化し、誰が“不死”か?大躍進が間近に迫っている!?身体の老化について考察した本。
目次
第1部 なぜ老化するのか(狂気の交尾;犬の寿命;老いた父、ウィリアム;プログラムされた老化;大いなるトレードオフ)
第2部 老化への挑戦(ブラウン‐セカールの秘薬;腺移植者たち;ホルモンの登場;閉経の意味;ステロイドホルモンのしわざ ほか)