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出版社内容情報
◆内容
宮沢賢治賞奨励賞受賞
現代美術は〈抽象性〉という画一化のなかで閉塞状態にある。宮澤賢治の『春と修羅』を,絵を描くようにして読み込みながら,抽象の画一化から抜け出す感覚をつかみ取ろうとする本書の営みは,画家でもある著者の,現代美術制作のドキュマンでもある。
◆書評
東京新聞 94.2.6
●新曜社の関連書籍
『 ワードマップ 現代美術 』 海野弘、小倉正史著 (定価1575円 1988)
内容説明
画家自らの創作現場から、宮沢賢治の『春と修羅』の「透明な幽霊の複合体」に感官の自由と交感を読み込み、想像力の可能性を開く。
目次
1 心象スケッチ論―宮沢賢治『春と修羅』序 私註
2 近傍を考える
3 流出する人型―「ゴースト・プラン」の展開
4 非複製時代の芸術
5 回顧展という方法
6 色をめぐって
7 とりあえずの終章―構成を決めるのは何か
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